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トップページ > 製品情報 > エンドトキシン > 製品の概要 > MAT(単球活性化試験)の概要
pMAT細胞 / ヒト血清専用培地MAT 試験はウサギ発熱性物質試験法の代替法として、ヒト単核細胞を用いて炎症性サイトカイン分子をELISA 法により検出するin vitro パイロジェン試験法であり、欧州薬局方(2.6.30 章)に収載されている試験法です。
ヒトの単核細胞(pMAT 細胞)の免疫反応を用いた試験であることから、組織特異性を保持した細胞を調製、製品化されたものを使用することが望ましいです。Lonzaの高度な初代細胞製造技術、培養保存技術が発揮される試験法となります。
PeliKine Human IL-6 ELISA Rapid Kit
(Set A / Set B)
PyroCell® MAT HSシステムはキット製品として、pMAT細胞 / ヒト血清専用培地(96 tests: 1 vial or 288 96tests: 3 vials)、PeliKine Human IL-6 ELISA Rapid Kit(288test: 1 Kit)から構成されます。
PyroCell® MAT システムは、ヒトの自然免疫系の反応を測定します。先天性免疫の重要な細胞である単球は、炎症誘発性サイトカインを分泌することによって発熱性物質(エンドトキシンおよび非エンドトキシン性発熱性物質)に反応し、これはELISA法により測定します。実験当日に、pMAT Cellsを解凍し、本品又は試験検体と一緒に、加湿細胞インキュベーター内で37℃で一晩細胞培養します。翌日、細胞培養上清を回収し、単球が放出したサイトカイン(IL-6)をPeliKine Human IL-6 ELISA Rapid Kitにて検出します。
1. 培地の調製
2. エンドトキシン標準液の調製
3. pMAT細胞に被験物質を入れ、培養
4. 細胞培養上清の回収・ELISA KitによるIL-6の検出
5. 吸光度リーダーによる測定・結果解析