初代幹細胞用
ラット神経幹細胞 (NSC) 用Nucleofector™キット
ラット神経幹細胞(NSC)への最適な遺伝子導入のために、多様なNucleofector™プラットフォーム上でNucleofector™キットと対応する最適化プロトコルが利用可能です。
4D-Nucleofector™、96-well Shuttle™および384ウェルNucleofector™システムでのラットNSCへの遺伝子導入には初代細胞用最適化とプロトコルの使用を推奨します。
Nucleofector™II/2b装置では、ラットNSC特異的キットを使用します。
利点
- 遺伝子導入効率:最高46%
- 初代神経幹細胞へ効果的な非ウイルス性遺伝子導入
- 数日間発現を維持
用途
- マウスニューロスフィアと接着細胞に最適
- 神経細胞およびアストロサイトへ分化可能
ラット神経幹細胞のNucleofection™ ラット胎児 (E14) 由来の初代神経幹細胞にEF1アルファプロモーターの下流にeGFPをコードしたプラスミド (pcDNAEF1-eGFP) をNucleofection™により導入した。Nucleofection™後、細胞はbFGFを含む培地で2日間培養し、さらにbFGFを含まない培 地で5日間培養して、神経への分化を誘導した。Nucleofection™後、2日間 (A) または7日間 (B) 培養した細胞を蛍光顕微鏡により観察した。(写真提供:S.H. Lee, College of Medicine, Dept. of Biochemistry, Hanyang University, Seoul, South Korea.) |
関連資料および動画
- 細胞培養のコツ:細胞株および初代細胞 — 遺伝子導入の前に(PDF形式)
- 遺伝子発現に重要なベクターの要素(PDF形式)
- 遺伝子導入実験に必須のプラスミド DNDの調整(PDF形式)
- 安定型細胞株作成のガイドライン(PDF形式)
- Nucleofection™ を使ったsiRNA実験のデザイン(PDF形式)
- 4D Nucleofector™ X unit(動画)
- 4D Nucleofector™ Y unit(動画)
- Nucleofector™ II(動画)
- 96-well Shuttle™ システム(動画)
- 4D-Nucleofector™(動画)
- Convenient and Efficient Non-viral iPSC Generation(動画)