初代幹細胞用
ヒト間葉系幹細胞 (MSC) 用Nucleofector™キット
ヒト間葉系幹細胞(MSC)への最適な遺伝子導入のために、多様なNucleofector™プラットフォーム上でNucleofector™キットと対応する最適化プロトコルが利用可能です。
4D-Nucleofector™、96-well Shuttle™および384ウェルNucleofector™システムでのヒトMSCへの遺伝子導入に最適なキットは、P1初代細胞用キットです。細胞特異的プロトコルと組み合わせて使用します。Nucleofector™II/2b装置では、ヒトMSC特異的キットを使用します。
利点
- 遺伝子導入効率:最高88%
- 生存率:最高86%
- 細胞は機能的特徴を維持
- ヒトMSCへの効果的な非ウイルス性遺伝子導入
用途
- Poietics™ MSCで確認済み
- 遺伝子導入後のMSCは脂肪細胞や骨細胞に分化
ヒト間葉系幹細胞(hMSC)への遺伝子導入方法の違いによる導入効率および生存率の比較 hMSCに Nucleofection™、及び脂質ベースの導入試薬(Fugene® 6 および DOTAP試薬 (ロシュアプライドサイエンス社)を用いて、pcDNA3/NT-GFPを導入した。Nucleofection™については、おおよそ導入60時間後、 Fugene® 6 およびDOTAPについては72時間後にGFPの発現シグナルにより導入効率をフローサイトメトリー によ解析した。生存率は、トリパンブルーの取り込み率による測定した。(データー提供:Aluigi M, Fogli M, Curti A, Isidori A, Gruppioni E, Chiodoni C, Colombo MP, Versura P, D’ Errico-Grigioni A, Ferri E, Baccarani M and Lemoli RM, Institute of Hematology and Medical Oncology, Bologne, Italy). |
関連資料および動画
- 細胞培養のコツ:細胞株および初代細胞 — 遺伝子導入の前に(PDF形式)
- 遺伝子発現に重要なベクターの要素(PDF形式)
- 遺伝子導入実験に必須のプラスミド DNDの調整(PDF形式)
- 安定型細胞株作成のガイドライン(PDF形式)
- Nucleofection™ を使ったsiRNA実験のデザイン(PDF形式)
- 4D Nucleofector™ X unit(動画)
- 4D Nucleofector™ Y unit(動画)
- Nucleofector™ II(動画)
- 96-well Shuttle™ システム(動画)
- 4D-Nucleofector™(動画)
- Convenient and Efficient Non-viral iPSC Generation(動画)