エンドトキシン検出試薬
カイネティック比濁法
比濁法は340 nm の波長で濁度の経時変化を測定して定量するカイネティック法です。
「PYROGENT™-5000」カイネティック比濁法は96ウェルマイクロプレートを用い、37℃, 340 nm の吸光度を測定波長に設定したマイクロプレートリーダーを用いて測定します。エンドトキシンの存在下でライセートはゲル化し始め、これに伴い溶液は濁度を生じます。エンドトキシン濃度が高いほど溶液の濁度は早く上昇します。サンプルは検量線用の標準エンドトキシンと一緒に測定し、WinKQCL™ によりサンプル中のエンドトキシン量を算出します。
「PYROGENT™-5000」カイネティック比濁法LAL試薬は多検体の測定に適した経済的な測定法です。0.01~100 EU/ml と広範囲測定が可能です。この製品には比濁用ライセート試薬とライセート溶解液が含まれています。また別途 CSE 付の製品もご用意しております。
必要な器具および関連製品
- インキュベーター付マイクロプレートリーダーELx808™
- WinKQCL™ ソフトウェア
- パイロジェンフリー希釈用試験管
- エンドトキシン試験用水
- パイロジェンフリーの96ウェルマイクロプレート
- パイロジェンフリーのチップ