エンドトキシン検出試薬
カイネティック比色法
比色法(カイネティック法)は黄色発色の経時変化を405~410nmで測定し定量するカイネティック法です。
「Kinetic-QCL™」カイネティック比色法は96ウェルマイクロプレートを用い、37℃, 405~410 nm の吸光度を測定波長に設定したマイクロプレートリーダーを用いて測定します。エンドトキシンの存在下でライセートは発色基質を切断し黄色の発色を発生させます。エンドトキシン濃度が高いほど強い黄色を示し、サンプルは検量用の標準エンドトキシンと一緒に測定し、WinKQCL™によりサンプル中のエンドトキシン量を算定します。
「Kinetic-QCL™」カイネティック比色法 LAL 試薬はワクチンや抗生剤などのエンドトキシン測定試験に最適です。ゲル化を利用する試験法に比べ製品による反応干渉を受けにいのが特徴です。
「Kinetic-QCL™」はロンザ社のエンドトキシン検出試薬の中では0.005~50 EU/ml と感度が高い製品の一つです。また別途CSE 付の製品もご用意しております。
必要な器具および関連製品
- インキュベーター付マイクロプレートリーダー ELx808™
- WinKQCL™ ソフトウェア
- パイロジェンフリー希釈用試験管
- エンドトキシン試験用水
- パイロジェンフリーの96ウェルマイクロプレート
- パイロジェンフリーのチップ