Clonetics™ ヒト初代細胞 / 培地
消化管細胞 / 培地
消化管によって食物はより小さな分子へと消化されます。胃および小腸内で消化された食物は小腸の上皮から吸収され、血流にのって体内の他の部分へと運ばれます。腸筋線維芽細胞は、小腸の基底膜下に存在し、上皮細胞と基底膜の細胞との間の分子輸送を行います。
ロンザの新しい凍結保存したInEpCは、絨毛構造(腸細胞、杯細胞、腸内分泌細胞)と陰窩構造の両者を再現した真の初代細胞です。
由来組織
- ヒト小腸
用途
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細胞試験および規格
- 腸筋線維芽細胞 – 平滑筋αアクチン陽性90%以上およびデスミン発現陽性率10%以下を確認15回分裂保証 (Clonetics™培地と試薬を使用した場合)
- 腸上皮細胞-サイトケラチン8および18陽性90%以上継代培養不可。ヒト腸筋線維芽細胞(InMyoFib)と併用すると、InEpCは極めて高密度の細胞単層を形成することができ、ヒトの腸の恒常性のモデルとなる、他に類を見ないin vitroシステムとなります。
細胞: -180℃
培地: 2℃ – 8℃
添加因子: -20℃
抗α-平滑筋アクチン抗体とDAPIにより染色したヒト腸筋線維芽細胞(H-InMyoFib) |
細胞型 | 内容 | 推奨培地 | 凍結保存 細胞 |
推奨播種 密度 |
継代までの 時間 |
H-InMyoFib | 腸筋線維芽細胞 | SmGM™-2 BulletKit™ | 2代目 | 2,500 細胞 / cm2 | 4~8日 |
InEpi | 腸上皮細胞 | SmGM™-2 BulletKit™ | Primary | 150,000 細胞/cm2 ※24 Transwell の場合、100,000細胞/cm2 |
継代不可 |