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弊社製品使用上の注意点

初代肝細胞用

マウス/ラット肝細胞用Nucleofector™キット

マウス/ラット肝細胞への最適な遺伝子導入のために、多様なNucleofector™プラットフォーム上でNucleofector™キットと対応する最適化プロトコルが利用可能です。
4D-Nucleofector™、96-well Shuttle™および384ウェルNucleofector™システムでのマウス/ラット肝細胞への遺伝子導入には初代細胞用最適化とプロトコルの使用を推奨します。最適な条件がこの3機種間で共有できます。Nucleofector™II/2b装置では、マウス/ラット肝細胞特異的キットを使用します。

利点

  • 遺伝子導入効率:最高54%
  • 生存率:最高80%
  • 細胞は機能的特徴を維持

用途

  • マウスとラットの両方の肝細胞に使用可能
  • DNAとsiRNA遺伝子導入に最適
  • 新規の治療薬の研究や毒性機構の研究に最適

Nucleofection™により遺伝子導入された肝細胞は形態および極性を維 持している

Nucleofection™により遺伝子導入された肝細胞は形態および極性を維持している
Nucleofection™ によりpmaxGFP™ベクター (A) または細胞膜受容体ーYFP融合タンパク質発現ベクター (B) を導入した。細胞は、デスモプラキンに対する抗体 (A; 青) により、細胞の境界を可視化および多剤耐性タンパク質2 (MRP2; A+B; 赤) により先端、毛細胆管膜を示す。maxGFP™レポータータンパク質は導入細胞の細胞質に局在した (A)。YFP-融合タンパク質は、基底面および先端の膜部分にMRP2と同じ局在を示した (B)。これらのデータはNucleofection™を行っても、肝細胞の毛細胆管の形成が正常に起こることを示している。(データ提供:V. Keitel, F. Schliess and D. Häussinger, Department for Gastroenterology, Hepatology and Infectiology, Heinrich-Heine-University Düsseldorf, Germany.)

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