初代内皮細胞用
ヒト臍帯静脈内皮細胞 (HUVEC) 用Nucleofector™キット
ヒト臍帯静脈内皮細胞への最適な遺伝子導入のために、多様なNucleofector™プラットフォーム上でNucleofector™キットと対応する最適化プロトコルが利用可能です。
4D-Nucleofector™、96-well Shuttle™および384ウェルNucleofector™システムでのヒト臍帯静脈内皮細胞への遺伝子導入に最適なキットは、P5初代細胞用キットです。細胞特異的プロトコルと組み合わせて使用します。
Nucleofector™II/2b装置では、ヒト臍帯静脈内皮細胞特異的キットを使用します。
利点
- 遺伝子導入効率:最高90%
- 生存率:最高74%
- マーカータンパク質の発現レベルが高い
- 60以上のヒト臍帯静脈内皮細胞Nucleofection™に関する論文が発表
用途
- Clonetics™ヒト臍帯静脈内皮細胞で確認済み
- 薬剤研究でのsiRNAスクリーニングに最適
- 4D Nucleofector™ Yキットを使用して接着状態での遺伝子導入が可能
HUVECへのNucleofection™によるsiRNAの導入例 NAD (P) H 酸化酵素 (Nox4) の siRNAによる機能抑制により Nox4がHUVECの核の主要なスーパーオキシド生産に関わっていることが示された。Nox4 siRNAをNucleofection™し、48時間後のHUVECから核分画を調製し、スーパーオキシド産生をスーパーオキシドジスムターゼ (SOD) 抑制能による化学発光としてルミノール試験により測定した。測定は、NADHの添加によりスタートし、SODの添加により停止した。(データ提 供:Data from Kuroda et al. (2005) Genes Cells 10(12), 1139-1151.) |
関連資料および動画
- 細胞培養のコツ:細胞株および初代細胞 — 遺伝子導入の前に(PDF形式)
- 遺伝子発現に重要なベクターの要素(PDF形式)
- 遺伝子導入実験に必須のプラスミド DNDの調整(PDF形式)
- 安定型細胞株作成のガイドライン(PDF形式)
- Nucleofection™ を使ったsiRNA実験のデザイン(PDF形式)
- 4D Nucleofector™ X unit(動画)
- 4D Nucleofector™ Y unit(動画)
- Nucleofector™ II(動画)
- 96-well Shuttle™ システム(動画)
- 4D-Nucleofector™(動画)
- Convenient and Efficient Non-viral iPSC Generation(動画)