初代心臓細胞用
ラット心筋細胞用Nucleofector™キット
ラット心筋細胞への最適な遺伝子導入のために、多様なNucleofector™プラットフォーム上でNucleofector™キットと対応する最適化プロトコルが利用可能です。
4D-Nucleofector™、96-well Shuttle™および384ウェルNucleofector™システムでのラット心筋細胞への遺伝子導入に最適なキットは、初代細胞用最適化キットです。最適化プロトコルと組み合わせて使用します。最適化された条件は、これら3種類のシステムで共通して使用できます。Nucleofector™II/2b装置では、ラット心筋細胞特異的キットを使用します。
利点
- 遺伝子導入効率:最高80%
- 生存率:最高60%
- 初の高効率、非ウィルス性遺伝子導入法
用途
- キットはラットの未成熟心筋細胞に最適
- 心臓遺伝子制御ならびに分化の研究に最適
新生児ラット心筋細胞にNucleofection™によりDsRed2のcDNAを導入した例 初代ラット心筋細胞に DsRed (クロンテック社) をコードするプラスミドを Nucleofection™ により導入した。Nucleofection™ 2日後、導入細胞は蛍光顕微鏡により確認した。図 (A) は、DsRed 発現する細胞、(B)FITC 標識された抗トロポミオシン抗体で染色、(C) (A) と (B) を重ね合わせた。(写真提供:F. Engel and M. Keating, Cardiology Department, Children’s Hospital, Havard Medical School, Boston, Massachusetts, USA.) |
関連資料および動画
- 細胞培養のコツ:細胞株および初代細胞 — 遺伝子導入の前に(PDF形式)
- 遺伝子発現に重要なベクターの要素(PDF形式)
- 遺伝子導入実験に必須のプラスミド DNDの調整(PDF形式)
- 安定型細胞株作成のガイドライン(PDF形式)
- Nucleofection™ を使ったsiRNA実験のデザイン(PDF形式)
- 4D Nucleofector™ X unit(動画)
- 4D Nucleofector™ Y unit(動画)
- Nucleofector™ II(動画)
- 96-well Shuttle™ システム(動画)
- 4D-Nucleofector™(動画)
- Convenient and Efficient Non-viral iPSC Generation(動画)