初代血液細胞用
ヒト樹状細胞用Nucleofector™キット
ヒト樹状細胞への最適な遺伝子導入のために、多様なNucleofector™プラットフォーム上でNucleofector™キットと対応する最適化プロトコルが利用可能です。
4D-Nucleofector™、96-well Shuttle™および384ウェルNucleofector™システムでのヒト樹状細胞への遺伝子導入には初代細胞用最適化とプロトコルの使用を推奨します。
Nucleofector™II/2b装置では、ヒト樹状細胞特異的キットを使用します。
利点
- 遺伝子導入効率:最高49%
- 生存率:最高71%
- DNA, siRNA, RNAなどの異なる基質の遺伝子導入に同じ条件を共有
用途
- 未成熟と成熟の両方の単球由来樹状細胞に使用可能
- 48時間以内の短時間での発現解析に最適
ヒト樹状細胞でのプラスミドとsiRNAの共導入 CMVプロモーターにつないだホタルルシフェラーゼベクター (pCMV-Luc) および内部コントロールとしてTKプロモーターにつないだウミシイタケルシフェラーゼ (pTK-Luc)、さらにホタルルシフェラーゼに対するsiRNAまたは配列をランダム配置したコントロール (scr) を共導入した。生存率はATP-contentアッセイにより測定した。(データ提供:Stallwood et al.(2006) J Immunol 177(2):885-895, 著者の許可を得て転載). *ウミシイタケルシフェラーゼ活性を内部コントロールとし平均化 |
関連資料および動画
- 細胞培養のコツ:細胞株および初代細胞 — 遺伝子導入の前に(PDF形式)
- 遺伝子発現に重要なベクターの要素(PDF形式)
- 遺伝子導入実験に必須のプラスミド DNDの調整(PDF形式)
- 安定型細胞株作成のガイドライン(PDF形式)
- Nucleofection™ を使ったsiRNA実験のデザイン(PDF形式)
- 4D Nucleofector™ X unit(動画)
- 4D Nucleofector™ Y unit(動画)
- Nucleofector™ II(動画)
- 96-well Shuttle™ システム(動画)
- 4D-Nucleofector™(動画)
- Convenient and Efficient Non-viral iPSC Generation(動画)