オンラインカタログ製品検索
FAQ検索
製品名・カタログ番号検索
FAQ検索
カテゴリ検索
トップページ > よくあるご質問(FAQ) > KGMTM-2, KGM-GoldTMとKGM-CDTMの相違点を教えてください。
KGMTM :初代開発培地
KGMTM-2 :2世代目
KGM-GoldTM :3世代目(推奨培地)
KGM-CDTM :基地組成培地(無血清、動物由来成分不含)(推奨培地)
全4種類のロンザケラチノサイト培地は、すべて無血清培地で類似の培地ですが、最も推奨するのはKGM-Gold™ と KGM™-CDです。
ケラチノサイト用の培地で初代に開発された培地はKGM™ であり、エピネフリンとトランスフェリンを加え更なる改良をした2世代目がKGM™-2で、初代のKGM™ に比べ20%ほど早く増殖し、倍加数も増えました。更に基礎培地、および添加因子濃度を改良し、3世代目の KGM-Gold™ が開発されました。KGM-Gold™ は、KGM™ や KGM™-2 に比べ、より低密度で維持培養が可能であり、また接着率が高く増殖率も良い培地条件となっているため高密度での培養が可能であり、分裂回数が増えても本来の形態を維持したケラチノサイトを培養することが可能となりました。
なお、ロンザが提供するすべてのケラチノサイトは、KGM-Gold™ で採取しているため、KGM™ や KGM™-2 で培養したケラチノサイトをKGM-Gold™ へ変更して培養することは可能である一方、KGM-Gold™ で培養したケラチノサイトはKGM™ や KGM™-2へ変更して培養することはできません。KGM-Gold™ や KGM™-CD の使用が推奨です。
もし既知組成培地の必要性がある場合にはKGM™-CD をご利用ください。KGM™-CD は、KGM™ 培地と類似した生育能を有しますが、脳下垂体抽出物を含有せず、他の動物由来成分を含有しない培地としてご利用いただけます。 既知組成培地を必要としない場合、もしくは既存組成培地であるKGM™ やKGM™-2 で細胞株やご自身で採取したケラチノサイトを用いた論文の再現実験を行う場合を除き、まずはKGM-Gold™ の利用を推奨いたします。
FAQで解決できなかったお客様は、下記よりお問い合わせ下さい