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トップページ > よくあるご質問(FAQ) > CD34+ に対して推奨される培養条件を教えてください。
解凍後、 CD34+ 細胞は播種密度;20,000 ~ 200,000 cells/mlとなるよう サプリメントとして適切なサイトカインを添加したLonza HPGM培地 (もしくは同等の血清含有培地)へ播種して培養して下さい。 数日後、 CD34+ 細胞が5 ~ 8倍に増殖することが期待されるが、中には分化した細胞もあるため実際の倍加数としては10-20倍化しているものと考えられます。サイトカインを添加せずに培養した場合、増殖や分化はせず、およそ 48~72時間程度で培養維持が終了します。CD34+ 細胞は、CD34+細胞の増殖能は刺激の手法次第で左右されます。 CD34+ 細胞の増殖細胞と分化は分離が難しいため、幹細胞としての性質を維持したい場合には、出来る限り増殖刺激を与えないようにすることが必要となります。一方たくさん増殖させたい場合には、分化細胞の割合を減らすことがカギとなります。ある程度は増殖し維持をした状態で初期の性質を維持させておきたい場合には、SCF, TPO, Flk3/Flt2-Ligand (各種文献では幅広いレンジの容量が使用されていますが平均して各50 ng/ml 程度)を使用することが推奨されます。もし増殖させたうえで分化させたいという場合には、 G-CSF, GM-SCF, SCF (多くの研究では IL-3 と IL-6が使用されている)をそれぞれ 1 ng/ml, 10 ng/ml, 25 ng/ml, 10 ng/ml, 10 ng/ml の濃度で使用することが推奨されます。しかしながら、分化の結果として一旦これらの細胞の増殖刺激をした場合、その純度を損なうことなくより多くのCD34+細胞を回収することはできません。
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