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弊社製品使用上の注意点

細胞状態

ViaLight™ 細胞増殖・細胞毒性バイオアッセイキット

ViaLight™ Plus細胞増殖および細胞毒性バイオアッセイキットは、迅速に高感度で提供することを目指しており、従来の放射線法に比べ安全性が高くなっています。ViaLight™キットには、生細胞率測定のために細胞内ATP(アデノシン三リン酸)の生物発光を検出します。ViaLight™ プロトコルは、他の生存性測定キットと同様に振盪させる必要がなく迅速かつ容易に測定いただけます。従来製品と比べてより長く輝度の高い安定した発光シグナルが得られ、さらに柔軟な実験の計画が可能です。簡単な2段階のアッセイは、ハイスループット処理用に96ウェルまたは384ウェル形式を選択でき、多くのルミノメーターまたはシンチレーションカウンターで使用可能です。
ViaLight™ MDA Plus微生物増殖・毒性キットは、細菌や酵母向けに最適化されています。基本的な反応はViaLight™ Plusキットと同じですが、溶解試薬は細菌および酵母用に最適化されています。感度は1ウェルあたり、細菌細胞1,000個または酵母細胞100個です。

利点

  • 迅速 – 96ウェルプレートの結果は15分以内に処理・分析可能
  • 高感度 – わずか10細胞でも検出可能なので低密度の播種で多くのアッセイが可能
  • 便利 – 2つの試薬を培養ウェルへ直接添加し測定結果を読み取るだけ
  • 接着培養または浮遊培養を5桁以上のダイナミックレンジで測定可能
  • 接着細胞に最適

用途

  • 細胞増殖研究
  • 細胞毒性研究
  • 細胞生存研究
  • ハイスループットスクリーニング

仕様

  • 検出限界:ViaLight™ Plus – 哺乳類細胞10個、ViaLight™ MDA – 1ウェルあたり細菌1,000個
  • 測定時間:96ウェルプレートの結果は15分以内
  • 直線範囲:5桁超
  • 再現性:標準的な変動係数(CV)は約6%
  • 相関関係:トリチウムチミジンとの高い相関関係(一般的に、R2=0.995、p<001)
  • 適切な細胞型:哺乳類細胞(接着または非接着細胞)、細菌および酵母細胞

2℃ – 8℃, 凍結不可

ViaLight™ Plus バイオアッセイキットのシグナル安定性

ViaLight™ Plus バイオアッセイキットのシグナル安定性
長時間におけるシグナルの安定性(半減時間;6時間以上)使用した細胞数に関らず、安定した結果が得られた。

シグナル安定性の経時比較

シグナル安定性の経時比較
ViaLight™ Plus バイオアッセイキットと競合製品の経時比較。A549細胞を使用、ViaLight™ Plus バイオアッセイキットでは、シグナルの安定性、バックグラウンドの低さ(1/10以下)、細胞溶解能などで優れた結果を示した。

ViaLight™ Plus バイオアッセイキットの検出限界と定量性

ViaLight™ Plus バイオアッセイキットの検出限界と定量性
ViaLight™ Plus バイオアッセイキットは優れた定量性と幅広いダイナミックレンジでの測定が可能。各細胞数のK562細胞にViaLight試薬を添加し、各時間を経過させて定量した。

ViaLight™ Plusを使えば経時的に安定なEC50のデータが得られる

ViaLight™ Plusを使えば経時的に安定なEC50のデータが得られる
アルキル化剤であるMitomycin C で48時間処理したHepG2細胞を、ViaLight™ Plusで測定した。試薬添加後、1時間毎に5時間まで測定した。